ウルトラの世界へようこそ。
6月1日に開催される「柴又100K」に参加される人は、「本番までまだ3カ月以上もある」と考えているかもしれません。
でもウルトラマラソン完走に備えるのであれば、最低限の時間ともいえます。
これから全8回に分けて、完走の秘訣をご紹介します!
まずは自分の走力がウルトラを走るのに十分かどうかのチェックをしましょう。
以下は100km完走に必要と思われる走力の目安です。
●柴又100Kに向けてのトレーニング これを満たしていない人は今日から準備を始めましょう。 ただ、いきなり練習量を増やすことには無理もあります。故障のリスクを抑えながら増やせる1度の練習量は、週当たり5〜10%と言われています。現状の週間走行距離が50km以下の場合、不足分はまず歩行で補いましょう。例えば、通勤時に遠回りをして15〜20分を確保。昼食前に15〜20分を確保。帰宅時にも15〜20分。全部やれば1日1時間の歩行時間が確保できます。 週末に2時間以上のノンストップLSDを行いましょう。コツは極力立ち止まらないこと。数分休憩するだけでも脚の筋肉は回復してしまうので、トレーニング効果を高めるためです。トレーニング計画表を見てください。走り込みは4週間を1単位として走り込み期を設定します。最後の2週間は調整期間です。トレーニング量は1週間ごとに15分ずつ増やしていきます。一気に増やすと故障する可能性があるので注意です。 ●フルマラソンサブ4は必須!?サブ4でなければ100km挑戦が100%不可能というわけではありませんが、マラソンの4時間切りは才能でなく努力で実現できるタイム。その過程を飛ばして100kmという次のステージに進むことは、故障などのリスクが生じます。実際にサブ4でなくてもその実力があればよいし、月間200kmの走行距離を3カ月程度、というのが同様の目安になります。 ●どうしてBMI22以下なの??BMI22は身長170pであれば体重63〜64sの標準値。走っているのに22以上という人は、日常のエネルギー摂取が必要以上に多い可能性が高いといえます。ランニングは自分の体重を遠くまで運ぶ運動です。体重が重ければ着地衝撃による疲労感も増します。フルでは影響を自覚しなくても100kmの距離になると差は歴然です。BMI22前後に体重を調整しておくことは重要な対策と言えるのです。 また、レース本番の遅くとも4週間前までに、5時間走を1〜2回うこともスケジュールに組み込みます。こちらもトイレと給水以外は止まらないようにします(詳細は改めて紹介します)。 < 次回更新は2月23日予定です! > |
【柴又100Kに向けてのトレーニング計画表】
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