柴又100K

Essential Points of Event/Race

第3回 フルマラソンとは一味違う、ウルトラ対応走り込み術

100kmに向けた身体作りは進んでいますか?
100kmウルトラで、完走と未完走を分ける分岐点となるのが、「ウルトラ対応の脚」ができているかどうか。限られたトレーニング時間の中で100kmに耐えうる脚筋力をつけるには、ポイントを押さえた効果的なトレーニングが必要です。これから始める人も取り組める、トレーニングのコツをご紹介します。

@とにかく立ち止まらず動き続ける

ウルトラマラソンに向けた走り込みでは、長時間動き続けられる脚を作るのが課題です。制限時間をクリアできるスピードは必要ですが、スピードより連続運動時間が重要です。LSDではトイレと給水以外は立ち止まらないようにするのが重要なポイントです。1〜2分止まるだけで筋肉はかなり回復できるのです。この休憩で回復するとトレーニング効果が薄まります。止まりさえしなければウォーキングを混ぜてもOKです。信号待ちでも足踏み、もしくは行ったり来たりして脚を動かし続けましょう。ストレッチは練習後に行うようにします。

A 効果的にウォーキングを織り交ぜる

ウルトラでは戦略的ウォーキングが重要です。ランとウォークでは同じ筋肉を使用しますが、筋肉の使い方が変わるため身体の負担を分散したり回復させたりする効果があります。痛みが出てからではなくエイドでの給水給食を歩きながら行うことで脚の負担軽減と回復、時間の節約ができます。速く歩くためには練習しておくことが重要です。トレーニングをしておけばウォーク&ランで1時間に10km進むことも可能です。
特に、まだ長時間トレーニングに慣れていない人にお勧めなのが、「15分のジョグと5分のウォーク」を1セットとして、これを連続して繰り返す方法です。1セットで20分ですから、6セット行うことで2時間のトレーニングになります。いきなりジョグだけで2時間トレーニングを行うことに抵抗がある人でも早めのタイミングからウォークを入れることで、余裕をもって行えるはずです。

A トレーニングで「壁」を体験しておく

長い距離のトレーニングに取り組む中で、フルマラソンレース中の「30kmの壁」のように、身体や脚が重たくなり次の1歩がなかなか出なくなることがあります。この「壁」を感じてから、さらに15〜20分を目安に、我慢して走り続けることが、ウルトラマラソンに向けたスタミナ作りに有効です。ペースは落としてもいいので、動き続けることがレース本番でも役立ちます。
逆に、「壁」を感じない範囲のトレーニングに留まってしまっていると、ウルトラ向きの身体にはなかなか変わっていきません。トレーニングを行う中で数回は壁を超えて走る経験を積んでおくとよいでしょう。

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